第6章 それは、雷鳴の響き。
俺「・・・さ、行こうか。」
ダリア「?どちらへ向かわれるのですか??」
俺「・・・教会、かな?」
ダリア「教会・・・でございますか。お知り合いでもいらっしゃるのですか?」
俺「・・・あぁ。懐かしい匂いがするよ。」
カルディア大聖堂
エルザ「ラクサス!」
ナツ「ラクサス!!」
ミストガン「・・・!」
エルザ「ナツ!お前も出れたのか!!」
ナツ「あぁ。・・誰だアイツ。」
エルザ「ミストガンか?」
ミルトガン「(エルザ・・・!)」
ラクサス「隙あり!」
ラクサスはミストガンに攻撃をしかける。
「ダメですわよ、お顔を狙っては。」
突如現れた者によって、ミストガンに攻撃が当たる事はなかった・・・。
ナツ「あ!ダリア!!」
エルザ「ダリア?・・・セイレーンじゃないか!?何故こんなところに・・・!?」
ダリア「お怪我はありませんか?」
ミストガン「あ、あぁ・・・。すまない。助かった。」
「最低な事だよね。人の気にしてることするなよ。」
ミストガン「!レン・・・!」
俺「やぁ、ミストガン。久しぶりだね。」
ラクサス「何だ?絶対神・・・俺を殺しにでも来たか?」
俺「いいや?だってお仕置きくらいならナツくんにでも出来るだろう?」
ナツ「お仕置きくらいってなんだよレン!!?」
俺「懐かしい顔を見に来ただけだから。」
そう言ってミストガンを見るレン。
ミストガン「・・・!」
俺「ダリア、行こう。エルザさんも。」
ダリア「はい、レン様!」
エルザ「!しかし!!」
俺「・・・ナツくんが負けると思ってるのか?」
エルザ「・・・!・・フッ。そうだな。任せたぞ、ナツ。」
ナツ「!おぅ!!!」
レンとダリア、エルザは大聖堂を飛び出した。
ミストガン「・・・すまない。後は任せた。」
そう言い、ミストガンもその場から姿を消した・・・。