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輝やく闇【男主】

第5章 それは、大きな塔だった。





俺「ったく・・何なんだよー、怪我の手当てならギルド行った方が手厚いぞー?」
ガジル「・・・。」


シロに朝早くに起こされて、起きてみればボロボロのガジル。手当てをしてほしいってガジルを置いてシロ本人はどこかへ飛んで行ってしまった。



俺「・・・はい、終わり。痛まないか?」
ガジル「・・・あぁ、問題ねぇ。」
俺「・・・こんな朝から怪我した理由は聞かないでおくけど。気をつけなよ?」
ガジル「・・・なぁ。」
俺「ん?何??」
ガジル「あのネコ、何者だ?」





その言葉に、自分の時間が止まった気がした。




俺「・・・シロはシロだろ。何言ってんだ?ガジル。」
ガジル「・・・そうか。」



そう言ってガジルは何も言わなくなった。


俺「・・・そろそろ俺ギルドに行くけど、ガジルはどうする?」
ガジル「仕事があるから、俺もそろそろ行くぜ。」
俺「了解。頑張れな。」
ガジル「・・・お前こそ。」



ガジルとわかれて、俺はギルドに向かった。



















俺「・・・収穫祭までに戻ってきてほしい?」
マカロフ「そうじゃ。レンにも参加してほしい催しがあってのぅ。」
ミラ「ふふっ。私も楽しみ!」
俺「ふーん・・・まぁいいけど。・・・じゃあこれ。」
ミラ「はーい。・・・セイレーンの討伐?これS級だけど、大丈夫なの?」
俺「近場だし、大丈夫。シロ、仕事行くけどどうする?」
シロ「あ、ボクも行く!」



飛びついて来たシロ。・・・うん、やっぱりシロはシロだよな。



俺「じゃあ行ってくるよマカロフ。その・・収穫祭?には間に合って帰ってこれるようにするから。」
マカロフ「うむ。気をつけるんじゃぞ。」
俺「はーい。」




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