第4章 それは、とある夜のこと
ルーシィの実家から帰ってきて、適当に部屋を借りて、現在
マカロフと評議院に来てる。・・・うん。ギルドじゃないよ。評議院。
俺「・・・何で俺も?」
マカロフ「何でもじゃ。」
・・・んーと、この感じすっごい懐かしいのはなぜ?
オーグ「・・・妖精の尻尾ギルドマスターマカロフ。何故レン・ディオグランツが此処にいる?」
・・・あー・・そうだったー・・。シロ置いてきて正解だーコレ。
俺「・・・俺、妖精の尻尾に入ることにしたから。」
ザワザワッ!
いや、そんな少ない人数なのにそんなに騒がれても。
ヤジマ「天変地異でも起こるんかのぉ・・・お前さんがギルドに加入するなんて・・。」
俺「・・・悪いか?俺がギルドに入って。・・・ギルド間のバランスが崩れるとか何とか言うならここ草原にするぞ。」
そう、それだけの力を俺が持っていることを思い出した。そして、俺の地位も。
オーグ「・・・聖十大魔導さえをも抑止することが出来る力を持つ絶対神“アブソリュートゴッド”が、妖精の尻尾に加入する、と?」
そう、そうなんだよ。そんだけの力持ってたとか今まで本当何やってたんだろうな、俺。世間では名前や姿で有名になったわけじゃないから妖精の尻尾でのあの反応は間違ってないんだよ、これ。絶対神って名前だけが世間で有名になってんの。とある魔法使えばバレちゃうんだけどね。
俺「まぁいろいろとあってね。・・・入っちゃマズい事でもあるのか?」
疑問に疑問を返してみた。これって地味に困るよね。
オーグ「・・・まぁ、構わんだろう。それに、この場はその話をするためにあるのではないしな。」
この前の幽鬼の支配者との戦いの判断を下された後、マカロフは評議院の人と話をするって言うから先に帰ってきてるなうです。・・・にしても、
俺「あのジークレインって人、やたらとこっちを見てきたような・・・気のせいか?・・気のせいだよな、うん。」
とりあえず、帰ってシロをルーシィから引き取って・・・寝よう。うん。