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短編集「俺はもともと結構しゃべる」
第4章 140字 ショートストーリー
アルミン・アルレルト×「突然訪れる沈黙」
壁外調査を明日に控え、不安そうに佇む彼女。
「大丈夫だよ。
一緒に帰ってこよう?
・・・帰ってきたら聞いてほしいことあるんだけど
・・・いいかな?」
つぶらな瞳を見開き、はにかむ彼女。
気付いたら僕の胸の中にいた。
静まり返った中庭で、いとしい彼女を抱きしめる。
沈黙こそが答え。
伝えよう。僕の気持ち。
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