第3章 ハイキュー 菅原×影山 「バレーバカ」
そんなわけでプランの立て直し。
午前中は仙台市体育館でバレー見て、お昼は・・・
「あっあそこいいじゃん!
あった!このお店!
ここお取り寄せとかでも有名なお店!午後には売り切れちゃう美味しいベーグル屋さん。」
ガサゴソと資料をかき分けて見つけたページ。
そこには仙台市体育館の目の前のこじんまりしたベーグル屋さんが載っていた。
日替わりで焼くベーグルもベーグルサンドも絶品なんだそうだ。
「ここでベーグル買って、体育館の公園で食べたらいいだろ?
きっと気持ちいいぞ。
あと、近くのケーキ屋さんのパンプリンも有名だな!
女の子甘い物好きじゃないか?」
ボリュームあるし、二人で食べたらより仲良くなれそうだなーって話は内緒にしておいた。
二人であーだこーだ言いながら立て直したプランはバレーバカの影山らしいプランになった。
そして、昨日がそのデートの日。
俺はドキドキしながら朝練に向かった。
体育館のドアを開けると影山と目が合う。
ニカッ
満面な笑みで親指を立てる影山を見て、俺はそっと胸をなで下ろした。
「あーっ!影山と菅原さん、秘密のサインやってる!
俺にも教えてくださいよー」
クスッ翔陽にはまだ早い ちょっと大人の話だよ。
その時がきたら また俺が相談に乗ってあげるからな
俺が3年にいる間にしてくれよっ。