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危険なルームシェア

第4章 アイドルの顔




『お、お疲れ様でした!!』

『ユウお疲れ様!』

『ありがとうございます。』


優しい顔で笑うユウさん。

額に少しだけ汗が滲んでる。


撮影するのも大変だもんね。


『よし、じゃあ次取材入ってるから行くぞ!』


3人で皆の待っている楽屋に向かう。


廊下を歩きながら、横にいるユウさんを無意識に見てしまっていた。


ユウさんって本当に背が高いんだなぁ、、


『なに?』

『な、なんでもないです!』


あ、焦ったぁ、、。


『よし、取材始まるまでここで少し待ってて!』


楽屋にはさっきと同じ位置に四人がいた。

ユウさんは真っ先にソファに座る。


さっきキスした場所、、、



顔見れない、思い出しちゃう、、、




私は、扉のすぐそばにある椅子に静かに座る。


すると


『れいなどうしたの?また顔赤いけど!』

『え!?』


カケルさんが心配そうな顔で話しかけてきた。



そんな大きい声で言ったらダメー!!
ユウさんにまたからかわれる、、



『熱かな?』

そして、カケルさんの額が私のと重なる。



『へっ!???』

ちょっと!顔近い!!!余計に熱くなるってば!

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