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危険なルームシェア

第4章 アイドルの顔




『あ、れいなミャーコ好きなの??』

『え!あっうん!』

シュンなんで知ってるんだろう、、ってこれか!


私は、携帯の待ち受け画像がご当地キャラのミャーコだったことに気づく。


『ミャーコって言ったら、レン!』

そう言って、シュンはレンさんの方を向く。


『なんだよ!!』

『レン確かミャーコの大ファンだったよね?』

と、意地悪そうな顔をして言う。


『ば!馬鹿!別に好きじゃねーよ!!』

『またまたぁーーん!俺は知ってるんだぞ!待ち受け画像がミャーコだということを!』

『レンさんもミャーコ好きですか??!』

『いや、好きじゃねーし!!』


顔を真っ赤にさせながら、必死に抵抗するレンさん。


そんなことをしてると、ユウさんが携帯の画面をこっちに向けてきた。


『あ。』

『???、、って、え!!おい!お前!!』


レンさんは必死に携帯を取り戻そうとするが、ユウさんは小学生のようなあどけない笑顔で携帯を振り回している。


ユウさんってこんな顔もするんだ、、、


私の胸はドキッと音を立てた。


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