第3章 天使の裏の顔
『元彼も強引にやっちゃったら良かったのにね。こーやって』
その瞬間、腕をグッと引っ張られ、アラタさんの顔が近くなる。
私は咄嗟にアラタさんの胸を押し、抵抗した。
『ふっ。ほんと面白い。まぁ、今日はこんくらいにしとくか。次は絶対するからね。』
そういい、人の悪い笑みを浮かべた。
『からかわないでよ!!』
アラタのやつー!!!
私はふてぶてしい顔をしながら、アラタの部屋を出た。
そして静かな足取りで、自分の部屋に向かう。
今日はなんかドッと疲れたなー。これからの生活が心配だよー、、。
私は1日の疲れからか、ベットに入るとすぐに眠ってしまった。