第3章 天使の裏の顔
『ってかさ、男慣れしてないって言ってたけど、付き合ったことはあるよね?さすがに』
『なにその言い方ー!付き合ったことくらいあるよ。、、、、、一回だけ、。(ボソッ)』
『え??一回だけしかないの?嘘だろ』
そういい、からかうように笑った。
『笑わないでよー!中学校の時に一回付き合って、浮気されて別れた。高校は女子校だし、出会いなかったんだもん!』
『それは飛んだ災難だな!』
そしてまた意地悪そうな顔をして笑う。
でもなんだろう、すっごく話しやすい。
男慣れしてないのにアラタさんには普通に話せる。
『でもなんで浮気されたの』
『、、、Hしなかったから、。』
『は?どうゆう意味』
『彼氏にHしよって言われてたんだけど、恥ずかしくてずっと断ってたら浮気されてた。』
『ぷっ!!!なにそれ!!お前やりモクだったってわけね?』
アラタさんは、人を見下すような冷笑を浮かべた。
『ってことはまだ処女なんだ。ふーん。』
『、、、キスもまだしたことない』
『は?お前どんだけ硬派なんだよ、さすがに元彼に同情しちゃうわ』
トホホ、、。