第3章 天使の裏の顔
またキッチンでアラタさんと一緒になる。
私はここでずっと気になっていたことを聞くことにした。
『アラタさんって、、メンバーにもあんな感じなんですか?』
その瞬間、アラタさんの笑顔が消え、またあの時みたいな小悪魔の顔になった。
『そうだよ?リョウさんは知らないけど、メンバーは知ってる。』
『なんでお兄ちゃんには見せないの?』
『だって、いつまたマネージャー変わるかわからないじゃん』
まぁ確かにそうだけども!!
『まぁね。じゃあなんでメンバーでもない私にみせるの?』
『ん?面白いからに決まってんじゃん』
面白いからって、、、。
『私は面白くない。』
『なに、俺に反抗すんの?』
『うん、する。常にその裏の顔でいればいいじゃん!大変じゃないの?偽ってさ。』
『お前には関係ない。言われる筋合いもない。』
うぅ、、確かに、、
会ってまだ1日の私に言われてる筋合いないよね。
『、、、ごめんなさい。』
『あとで俺の部屋にこい。』
そういいキッチンからいなくなってしまった。
今日初めて会った人なのに言い過ぎちゃったな、、後で謝りに行こう。