第3章 天使の裏の顔
『とりあえずリビング行こ』
リビングに向かうアラタさんの後ろを、私もついていった。
リビングに入ると、テーブルに皆の分のカレーが置いてあった。
『みんなの分ついでおいたから!!』
ニコニコしながらシュンさんが言う。
『すみません!ありがとうございます!』
そういい、お兄ちゃんとレンさんの間に座る。
『よし、じゃあ皆揃ったので、頂きましょう!』
お兄ちゃんがそういうと、いただきまーーす!と言う皆の声で、一斉に食べ始めた。
『ってかさ、れいなちゃん俺らのこと呼び捨てでいいからね?むしろタメ口でいいよ!』
『そうだな!それの方がもっと仲良くなれるだろうし、そうしよう!』
シュンさんの提案に対して、うんうん、と頷きながらカケルさんが言う。
『いいねいいね!!』
皆が盛り上がってる中、レンさんとユウさんは黙々とカレーを食べている。
それに気づいたのかカケルさんが2人に問いかける。
『レンとユウもいいよね?』
『別にいいけど。』
『あ、、うん。』
そしてまたカレーに戻り、黙々と食べ始める。
すっごい良くなさそう、、!
『ちょっと練習しよ!シュンって呼んでみて!』
『い、いきなりですか!?』
そんな急に言うとか、恥ずかしすぎ!