• テキストサイズ

危険なルームシェア

第14章 ダブルデート?!




『そしてー、このウサギがー、、』

私がお面を取ろうと近づくと、ユウさんは自分でお面を外した。


『俺のキャラじゃない、、』

確かにユウさんがウサギのお面してるのってなんか可愛いよね(笑)


『なんか似合ってなくて可愛いです』

私がそういうと、再びお面をつけ、ウルサイっと一言発した。


今、どんな表情してるんだろう、、


お面をヒョイっと取りたいけど、怒られそうだからやめておく(笑)



『ソウタはいいの?』

シュンが私たちの後ろを気にしていう。

『もうそろそろ帰るつもりだったから、みんなで一緒に帰る?』

カケルさんがそういうと、シュンはなにかを企んでいるような笑みを浮かべた。


『どうせならあのまま二人で帰らせようよ、俺らはマネージャーに呼ばれたから先帰るとか言ってさ!』

『あ、それいいですね!!!』

アラタもそれに賛同する。


チラッとクルミ達の方をみると、ソウタくんだけがそこにいた。

私は小走りでソウタくんのところへ向かった。



『クルミは?』

『トイレだよ』

『様子変だったけどなにかあった?』

『俺さ、観覧車で我慢できなくて、気持ち伝えたんだ。、、でも、クルミは俺のことそーいう風には見れないって、はっきり言われちゃってさ。』

『あーーー、、なるほど、、。』


それで、なんかギスギスした感じになってたわけね。


『私、クルミの本当の気持ち聞いてくるよ、あの子素直じゃないから』


とかなんとかいってるけど、そんなこと言って、自分はどうなのよって感じだよね。

自分の言葉がブーメランだわ。


/ 182ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp