第14章 ダブルデート?!
話し終えたカケルさんが私の方にきて、ごめん、と謝ってきた。
ん???
私の頭の上にははてなマークがでていると思う。
『どうしたんですか?』
『え?だって、ついてきてたみたいなんだよね』
その言葉を聞き、よーく意味を考える。
まさか、、
『あの4人組って』
『れいなちゃん気づいてると思ってた!お面してるからわからないか(笑)あいつら、俺らが家で話してたの盗み聞きしてたみたいでさ!』
4人の方へ視線を向けると、クマのお面がこっちに向かって全力で手を振ってくる。
あれは間違いなくシュンだ(笑)
それがわかったので、私たちは4人の方へと向かう。
『シュン?』
私はクマのお面をヒョイっと外し顔を確認する。
『ピンポーーン!正解!』
そういい、シュンは口角を上げニコッとはにかんだ。
『これはアラタか!』
『よくわかりましたね!!』
そりゃあそうでしょ、背は一番小さいし、お面が天使だからね(笑)
悪魔のお面なかったのかなー。
『この猫のお面がレンさん!』
『おぉー!正解!』
『さすがレンさんです!ミャーコ好きなだけありますねぇー(笑)』
『残りもんだったんだよ!』
そういい、少し顔を赤らめるレンさん。
本当はミャーコが好きなくせにね(笑)