• テキストサイズ

危険なルームシェア

第14章 ダブルデート?!




『みんな何乗りたいー?』

『んー、じゃあまずみんなであれ乗りますか!』

そういい、ソウタくんが指をさしたのは、パステルカラーで彩られたグルグル回るコーヒーカップだった。

私あれ結構苦手なんだよなぁ、、。

昔、お兄ちゃんと一緒に乗ってぐるんぐるんに回されて酔った思い出が、、、。


係員の人に案内され、ピンク色のコーヒーカップに4人で乗り込む。


『ソウタ、絶対回さないでよ?!』

『えー、それがコーヒーカップの醍醐味なんじゃん!』


クルミの主張も虚しく、ソウタくんは1人でハンドルを掴み、回す気満々でいる。

そんな姿にクルミは、やれやれと、呆れている様子だった。


『ソウタは昔から怖いもの知らずだからね(笑)』

『カケルさんは大丈夫なんですか?』

『俺は平気だよ!小さい頃からソウタに付き合ってきてるからね!』


なんか想像できちゃう(笑)

ソウタくんの無茶な遊びにも、優しく対応してあげてたんだろうな。

これだから兄貴肌なんだよねー!カケルさんは長男ってのがものすごく分かる。




/ 182ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp