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危険なルームシェア

第13章 ヤキモチ



『れいなちゃん大丈夫ですか??』


アラタは驚いたのか、私の口を抑えていた手を咄嗟にはずした。


『あ!!う、うん!!大丈夫!もう少ししたら行きます!』



それにしてもなんでアオコちゃんが来てくれたんだろう。

アオコちゃんがいなくなったのを確認して、何事もなかったかのように外に出る。


びっくりすることばかりで少し酔いが醒めてきたかも、。。


2人でみんなの元に戻ると、さっきと変わらず賑やかな雰囲気だった。


『おかえり〜!遅かったね!大丈夫?』

カケルさんが心配そうに眉毛を下げながら言う。

『すみません、、ちょっと気持ち悪くて、、』

本当はアラタに襲われてました、なんて言えるわけもないしね。

『あ、アオコちゃんありがとね!』

『いえいえ!』

アオコちゃんは相変わらずユウさんの隣で楽しそうにお話ししている。

はぁ、、自分のこの気弱な性格ほんとに嫌い。

もっと積極的に動きたいのに、どこかで躊躇ってしまう。


『そろそろお開きにするよー!!』

タツキさんが、私の兄を起こすようにして言うと、みんなもダラダラと帰る準備を始めた。

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