第12章 レイシスデビュー
そして次から次へと皆も自分の席に座る。
私たちのテーブルは、シュン、アラタ、カケルさん、キコりん、レンさんの6人だった。
ちなみに私、アラタとカケルさんに挟まれております。
そんでもってシュンとキコりんが隣になっちゃったから、かなりうるさくなると思う。
隣のテーブルは残りの6人ということになるんだけど、アカナちゃんはマネ2人に挟まれて、少し窮屈そうで、なんともいえない表情をしている。
ユウさんは一番端っこで、いつもと変わらずクールな様子だった。
ユウさんと席だいぶ離れちゃったなぁ、、。
そんなことより、こういう席では下っ端の私たちがオーダー取らないといけないよね!
『みなさんなに飲みますかー??』
私とアカナちゃんとキコりんは一応未成年なので、お酒は頼めないけど、生ー!とか、カシオレー!!などとお酒が飛び交う中、右隣から、めちゃくちゃ可愛らしい声が聞こえた。
『僕、オレンジジュース!!』
は、、はい?
僕??オレンジジュース???は、はい?
おいおいおい、この間は飲み過ぎて人格もろ変わってたのに。