第2章 通学ー強すぎる愛情ー
「せ、先生・・・?」
「すいません。ちょっとあいつに手を引かれるまいさんを見たらついキスしたくなって・・・ごめんなさい。」
「そ、そうですか・・・」
「・・・もう遅いから、俺が家の近くまでおくりますよ。」
「あぁ、ありがとうございます。」
その後、帰り道では特に会話もせず、私の家から少し離れた場所まで送り、先生は学校へ引き返した。
私は、自分の部屋のベッドでぼーっとしていた。
まさか、先生にまでキスされるなんて・・・
階下からお母さんが声を掛けてきた。
「まいーがっくんが来たわよ~」
ええっ!?がっくん!?