第11章 十一話 ヤヨイノ世界
『ヤメロ…ヤメロ…止めてくれ』
桜沢さんは、正常に戻り始めてきてる
『これで、おしまいだ!』
裕さんが開いた本は
眩しく光って居た
『ヴァァァァア』
見えない
光るのが終わると日記が浄化された
さっき居たはずの桜沢さんは消えていた
『桜沢さんは?』
僕は聞いた
すると、裕さんが答えた
『多分…浄化されたんだろう』
『じゃあ、これで助かったんですか?』
僕は言った
『ああ…これで平気なはずだ…』
『やったぁぁぁ』
南さんと梨子は手を合わせて喜んでいた
皆笑顔だった
『これで、世界は救われる…』
(バタン
すると、裕さんは倒れてしまった
『裕さん!?大丈夫ですか?』
梨子が駆け寄った
勿論僕たちも駆け寄った