第3章 三話 音の無い世界
それからは仲良くなり沢山話したりした、
こんな日が続けば良いなって思った
でも、やっぱりそうは行かなかった
(9月20日(木)15時22分)
『なあ、涼介さん!次、何して遊ぶ?』
『え…とね…』
『?涼介さん?どうした?おい!返事しろよ!』
俺は、すぐさまナースコールを押した
すぐさまナースが来た
『どうしたの!?』
『涼介さんが…』
『!?涼介君!?返事して!?すぐ、先生を呼んで来ないと』
そのあと、先生とナース数名か来て
すぐさま、処置室に運ばれた
病室で待ってる時間は凄く長かった
しばらくしてからドアが開いた
『涼s…何だ、母ちゃんかよ…びっくりさせるなよ』
『結布、結布に伝えないと行けない事があるの…』
『ん?』
『涼介君は…亡くなったわ…』
少し耳を疑った え?涼介が亡くなった?
嘘だろ?
『悲しいけど、これは事実なの』
『…そだ』
『結布?』
『嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ』
そう言って俺は、病室を出た
『結布!?待ちなさい』
気づいた時には屋上に居た
『何で…だよ…何で死んじまったんだよ(泣)』
俺は、涙を流せずには居られなかった
しばらくして、落ち着き ベンチに座ろうとしたら日記が置いてあった
『diary,returns?なんだこれ』
すると、これは願いを一つだけ叶えられるらしい
『これを使えば涼介さんを救えるかもしれない…』
こうして、俺は、病室に日記を持って帰った