第6章 二宮和也 × 記念日
彼と出会った日もこんな寒い夜だった。
彼氏にも振られ、自暴自棄になってた頃。
カフェで働いてる彼と出会った。
何気なく立ち寄ったカフェ。
そこで彼が私に一目ぼれしたらしく、なんかすごいアタックされた。
最初は拒んでたけど、折れて連絡先だけ交換した。
それから、一生懸命で、かっこよくて、人一倍気づかいな彼を好きになるのには時間がかからなかった。
出会って3週間で付き合うことになった。
友達には心配されたけど、告白の時彼が言ってくれた言葉が決定打になってたのかもしれない
『何があったのかはわかりませんし、立ち入るつもりもありません。ただ・・・そばにいてあげたいんです』
私は彼が自分の闇に気づいてくれたことがうれしかったのかなぁ。