第5章 二宮和也 × 先輩
「おじゃましました!」
そう言って1人、2人、3人とどんどん帰って行く。
「みんな酔っぱらってるから、心配なので。」と言って二宮先輩
は全員分のタクシーを呼んでくれた。「ただし、金は自分で払ってください」付きだったけど(笑)
「今日はありがとう。じゃーねー!」
先輩だけになると急に静かになった気がする。
「先輩は、帰らないんですか?」
「帰ったほうがいいですか?」
本当は帰ってほしくない。
でも、先輩も結構飲んでたから、一見平気そうでも今帰らないと、恐ろしいかも・・
「そりゃそうですよ!先輩も結構飲んでたんですからっ!」
「じゃ、帰ります。おじゃましましたーおやすみなさいー」
そうドアを出るところで
酔ってるせいなのか、気づいたら先輩の背中に抱きついていた。