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黒バス!~宮地先輩と秘密の恋を~2

第2章 始まりの時。


優奈「う……そ……」

神様は、何とも残酷なことをしてくれたものだ。

式の中でクラス分けが発表されたが、大男と同じクラスになっていた。

あの大男は、緑間真太郎というらしい。

というのも、私の席の二つ隣に、バカみたいにテンションの高い男子がいたのだ。

そいつは、ニヤニヤしながら大男に話しかけていた。

「ねえキミ。緑間真太郎クンでしょ?」

「……そうだが。なぜ知っているのだよ?」

式の最中話す事なんて、全部聞こえちゃうんだよね。でもあのハイテンション野郎は、

なんで大男を知っているんだろう?

…ちなみに、ハイテンション野郎も同じクラスだった。


入学式がおわり、ハイテンション野郎は、大男につきまとっていた。

「あっ、さっきすぐ横にいた子じゃん!」

ハイテンション野郎は、なぜか私に近づいてきた。

「お前、同じクラスだろ?名前は?俺、高尾和成」

「高梨優奈…で、えーっと…高尾君、だっけ」

高尾「高尾でいいよw」

「なんで、この大男を知ってるの?」

高尾「そりゃまあ……バスケやってる人はみんな知ってるだろ。
   なんたって、キセキの世代だからな!」

「……………………え?」

高尾「いやだから、コイツはキセキの世代だって!」

「ええーーー!コイツが!?入れ歯持ってる緑色の大男が!?」

高尾「緑色の大男…緑色は髪の毛だけだけどね」

緑間「毎日入れ歯を持ってるわけではない。これは、今日のラッキーアイテム
   なのだよ」

優奈「……なのだよ?」

高尾「ぎゃっははははははは!なwwのwwだwwよwwなんなのだよそれw
   ぎゃっはははははははははははははははは!」

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