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午睡
第1章 午睡
ボタンがすべて外すと花子は満足げにワイシャツを縛ってある手首まで押しのけ、ペンナイフを手に取った。
咽からはじまり鎖骨、胸筋、腹筋へと峰をすべらせる。つめたい金属の感触が躰を這うたびに火神は躰をふるわせる。
そのまま花子はベルトを緩め、ボクサーブリーフ一枚までにした。
いよいよ生命の危機を感じたのか、咽からこもった叫びをあげている。花子は指先で火神のほほを撫で敵意がないことをを伝えようとした。
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