第2章 ねこねこ
ユーリは、大の猫(耳?)好きらしい。
それはちらっとリタから聞いていた。
最近猫と戯れる機会がなかったらしく、我慢の限界だったらしい。
「………で、あたしの所に来たと?」
「名前は何か変身的なやつが凄いんだろ?ほんの1分でいいから!耳だけでもいいから!猫になってくれ!」
「まぁ、出来ない事はないけど」
もはやあたしが神だという事は、ある程度の奴が知ってる。
そっから、魔法でなんでも出来る事が広まっちゃったんだろう。
まぁ、あたしは何にでも魔法で変身出来るが。
「ストレスは良くないしな。みんなのアニキのユーリ様がこれ以上キャラ崩壊しないように、少しの間猫になってやるよ」
あたしはそう言って、一瞬で猫に変身した。