第14章 * パーティー *
「さて、皆準備はいい?」
私達はあの後少し探索したり
庭を見たり、自由に過ごした
エステをしたり、サロンにいったり
私と理彩は久しぶりに女性らしい
ことをしたけど、なかなか楽しかった
そして今はリムジンの中
…皆緊張しているのか一言も喋らない
(笠)「やべえ…緊張してきた…」
「俺も、なのだよ…」
「赤司君は全く動じてませんね」
「多少は緊張しているよ」
「そういう風に全然みえないッス!」
「香奈も緊張してないよね…」
「ええ…慣れているからね」
「うち全然慣れてないよ…」
「大丈夫、パーティーって
慣れてればいいってものじゃないから
ほら、リラックス、リラックス」
…だめだ、理彩の緊張とれてない
「…チョコをちょこっと頂戴」
「…?」
「… りんごを持ち上げてアップる 」
あ、だめだ絶対今私の顔あつい
「…窓が割れてまーどーしよう」
(高)「…え?まさか俺らの緊張
ほぐしてくれようとしてる?」
"こくん"
「ぶw wwwww」
「えっ、 香奈ありがとう」
やばい、高尾君が笑うから
余計顔熱くなってきた…!
(高)「顔真っ赤にさせながら
駄洒落言って香奈ちゃんかわいいww
」
「そ、その多少は緊張ほぐれたのだよ」
(火)「ありがとよ!w」
「ありがとうございます」
「高尾君いつまで笑ってるの!?」
「 ごめん、ごめんw
だって香奈ちゃんてさ、あんまり
表情変えないじゃん ! でも顔赤く
させてちょっと焦ってるの面白くてさw
しかも可愛いし」
…そんなことはじめて言われた
「…ありがと」
(赤)「……」
「赤司君どうしたの?」
(赤)「いや、なんでもない」
「…?それならいいけど」