第11章 * イケメン? ワンコの間違いでしょ? *
最初は家具屋に行くことになった
「…理彩?」
「あ、香奈!」
「皆考えることは同じだったみたいだね」
(高)「そうだな!」
「ねえ、香奈 一緒の部屋同士
一緒に決めた方がいいよね?」
「あっ、確かに…」
(赤)「なら俺達は向こうを見てくるよ」
(緑)「ああ」
皆それぞれ散らばって家具を見始めた
…このベッド柔らかくていいなあ…
一度ダブルで寝てみたい
(紫)「ん~…」
「むっくんどうしたの?」
「ん~どれにしようかなって…」
むっくんって、ダブルより
ワイドダブルの方がいいよね?
体も大きいし…
「むっくん」
「ん?」
私はむっくんをワイドダブルの
ベッドコーナーに呼んだ
「この中で気に入るのある?」
「見てみるね~」
…さて、次は…
「宮地さん」
「ん?野塚どうした?」
「何か悩んでいるみたいだったので」
「テーブルどうしようかなと思ってさ」
「テーブルか… 宮地さんは部屋に
対して見た目にこだわる方ですか?」
「まあ…そうだな」
「それならテーブルは後の方が
いいと思います テーブルから選ぶと
サイズやデザインによって
部屋に合わなくなる時があるので」
「…おう、そうするわ」
「香奈ちん~」
「ベッド決まった?」
「うん 俺このベッドにする~」
むっくんがそういって選んだのは
クリーム色のベッド
大きさはワイドダブルだから
むっくんにちょうどいい
「…私支払いしてくるから
他の見てきていいよ」
「ん~、分かった」
「すいません、ワイドダブルの
---の-番を買いたいんですけど…」
「あっ、はい。ではこちらに……」