第6章 新境地
あや
『うん…でも疲れてるでしょ?先にお風呂入って来て??ご飯の支度しておくから』
翔
『わかった!!ご飯の時聞くよ』
あや
『お願いします』
お風呂から出て一緒に食卓を囲む
翔
『で??どうしたの??』
あや
『あのね??実は今日…………ってお話しを頂いていて想像もしていなかったから迷っていて』
翔
『凄いじゃん!何の雑誌???』
あや
『…◯◯◯◯◯』
翔
『俺たちもお世話になったりしてるよ!!』
あや
『そうだよね、私も知ってるような有名雑誌でビックリしたもん!!』
翔
『二度とないチャンスじゃん!!』
あや
『うん……でもさ??美容師の私が読者の求めてる記事書けるかな??って……』
翔
『そっか……技術者だからこそ…お客さんの悩み聞いてるから解ることもあるんじゃない??……あやはやってみたい??』
あや
『……うん…怖いけどやってみたい』
翔
『なら、やってみれば?やってみなきゃ解らないでしょ??けど…無理はしない事!!それだけは守ってね??』
あや
『!そーだね!やってみる!!笑!!翔くん!ありがと!!』
翔
『笑!!いえいえ!楽しみだなぁ〜!』
あや
『何か……緊張して来た』ご飯を食べる箸が止まる
翔
『もう?!笑!!体調崩すようなら辞めなよ?!マジで心配だわ!!笑!!平気かよ〜』
あや
『うん!!平気だと思う……??笑』
翔
『疑問形??笑!!あのね??緊張するのは打ち合わせしてからでも大丈夫だから!!笑』
あや
『うん!だよね!!うん!』ご飯を食べ始める
翔
『笑!!俺さ??ドラマが決まったんだけど……』
あや
『うわぁ!!何か凄いね!!おめでとう!』
翔
『うん!!でね??そのドラマで…キスシーンがあるっぽい』あやの反応を伺いジッと見る
あや
『うん!!それで??』何の引っ掛かりもなく笑顔で言う