第4章 動く
キリ
『!!!マジ!?』
翔
『マジだよ…あんなに細い腕だぞ!?当たり前だろ』
キリ
『……痛かったろーな…!!』落ち込むキリ
翔
『痛いとは言わないけどね』
キリ
『……何で…!!』
翔
『あやは元々自分の辛い事は言わないタイプだから……最近俺には言ってくれるようになってたんだけど……さすがに今回は言えないだろ……』
キリ
『…だよな……俺さ…正直今日岩盤浴であやちゃん抱きとめるまでは、翔の奥さんだし諦めようと思ってたんだよ……けど実際あやちゃん受け止めたら………ごめん……』
翔
『……二度としないならもういいよ……まぁ〜ウチの奥さん可愛いからね!!気持ちはわかる!!笑』
キリ
『笑!!お前ウゼェ!!でも事実だな…可愛いし綺麗両方の言葉が時と場合で当てはまるタイプだよな』
翔
『…ですね…笑』
キリ
『幸せそうな顔しやがって……あやちゃん病院連れて行ってよ…そんで治療費出させて…』
翔
『それは、あやに聞かないと…』
キリ
『……あやちゃん遅くね??』
翔
『あや結構風呂好きだから……あとは…ちょっと整理したいんだろ……』
キリ
『…そっか……俺帰るわ…俺居るとあやちゃん怖いだろうし』
翔
『……わかっ……
あや
『大丈夫ですよ!!翔くん居るし……それに今までキリさんみたいな最低な人に嫌な思いさせられてるから慣れてます!!笑』
翔
『爆笑!!あやいいねぇ〜〜!!』あやを撫でながら笑う
キリ
『はい!!何も言い返せません……笑』
あや
『…笑!!当然です!!』
キリ
『怖っ!!』
翔
『あやは怒らせちゃいけないタイプよ??爆笑』
キリ
『あの優しいあやちゃんはどこへ!!』
翔
『笑!!キリ頑張れ!!精神面鍛えてもらえ??笑』