第4章 動く
キリ
『だな!!よし!お願いしますっ!!笑』
あや
『笑!!』
翔
『あやがこんなにキツく言うの見たの初よ??笑』
キリ
『えっ!?そーなの??何故だぁ〜〜!!』
翔
『あやなりにお前が居心地悪くならないように気をつかってんだよ!!気付け馬鹿!!!』
キリ
『そーなの??あやちゃ〜〜ん!!好きだよ〜〜!!』
あや
『キリさん??私は嫌いです!!笑』
キリ
『うん!知ってる!!』
あや
『笑!!』
翔
『あやの口から嫌いですってパンチあるなぁ〜』
キリ
『あやちゃん一回翔に嫌いって言ってみてよ』
翔
『笑!!何でだよ!!』
あや
『そんな事言えません!!』
翔
『いいよ!あや言ってみて!!』
あや
『えっ!?』
キリ
『翔も言ってるし!ねぇ??』
あやが翔の顔をみて
『……嫌い………っ………』みるみる瞳が潤むあや
翔
『!嘘でしょ??!!あやよしよしごめんね??』あやを抱きしめる
キリ
『マジ??どんだけ翔が好きなんだよ!!』
翔
『あや??』
あや
『……っ…冗談でも……イヤだった……』涙を流す
翔
『マジごめん!!』あやが可愛いくてしょうがない翔
そんな2人の様子を見てそっと帰宅するキリ
翔
『…ねぇ??あや……嫌いが無理なら好きって言ってみてよ!!……』
あや
『……っ好き??……』涙を流しながら微笑み言う
翔
『……えっ?疑問系??…笑…うん…好きだよ……何これ??結局俺が言ってんじゃん!!笑』
あや
『笑…本当だ!!笑何か得しちゃった』
翔
『笑!!手首病院で診てもらう??』
あや
『大丈夫、そんなに痛くないから…あれ?キリさん??』
翔
『さっき帰ったよ!!笑』