第4章 動く
キリが放心状態で座り込む
『……………』
翔
『……っ…はぁ〜マジ何考えてんだよ!!』あやに怒る
あや
『ごめんなさい…話し聞いてくれなそうだったから』
翔
『……っとに!!ありえねぇ〜!!もう二度としないで??』あやをきつく抱きしめる
あや
『…はい…ごめんなさい…』
キリ
『………本当俺…ごめん……』
翔
『……っ……あやが必死で止めるから…今回は許すよ……けど…あやに俺の居ない所で関わるな…それでもいいなら……』
キリ
『わかった……あやちゃんごめんなさい!!…止めてくれてありがとう…』
あや
『はい…翔くんの友達だけど……私キリさん大っ嫌いです!!ごめんなさい!!笑』涙目になり笑顔で言う
キリ
『…笑!言ってくれんねぇ〜!わかってます!笑』
翔
『笑!!あや!ありがとね……』
翔
『……けど…キリお前マジ無いわ!!どうしたんだよ!!』
キリ
『何かちょっと俺もビックリ』
あや
『えっ!?私が一番ビックリです!!』翔の後ろからあっかんべーをする
翔
『笑!!』そんなあやを見て笑う翔
キリ
『マジごめんって!!笑!!』
翔
『これからは…相手が誰だろうと俺に言ってね??あやが仲悪くなるの嫌なら考えるから』
あや
『はい…ごめんなさい!!ありがとう!!』
翔
『よし!あやのお説教終わり!!キリ菌が付いてるからお風呂入っておいで??笑』
あや
『うん!!そーだね!?笑!!』
キリ
『俺はバイキンか!!笑!!』
あや
『笑』…笑ながらお風呂に入る
翔
『ちげーよ!!バイキンよりタチ悪い!!笑』
キリ
『ごめんって』
翔
『……お前あやの手首みた??』
キリ
『いや??なに??』
翔
『何じゃねーよ!マジでアザになってんだよ!!お前が強く掴みすぎて』