第1章 デート
あや
『何も見えないけど……』
客
『!?笑!!』
翔
『笑!!言うと思った!!笑!これ自分で動かさないと見えないから!貸して??笑』
翔がサングラスを取り双眼鏡を覗き込み
『はい!!』あやの肩を抱き覗かせる
客
『!!キャー!っカッコいい〜!!』
あや
『うわぁ〜本当だぁ〜』
翔
『離すよ??自分で動かしてみな??』
あや
『あっ!!人が居る〜!!』
客
『!!!笑!!奥さん天然って本当だったんだね!』
客
『うん!可愛いくない??』
翔
『!!!っ笑!こらこら!!』爆笑する
あや
『あっ!!暗くなっちゃった』
翔
『おしまい!!笑』
あや
『おしまい!!楽しかった〜!!』
翔
『笑!降りるよ??』あやの手を引く
あや
『うん!!』
翔
『笑!!あぁ〜面白かった!!』
あや
『何が??』
翔
『えっ!?何でもない!!笑』
あや
『ふ〜ん!!〜〜♬〜🎶〜〜♪』
翔
『このままもっと、お気に入りだね??良く歌ってる』
あや
『うん!!好き!!』
翔
『笑!!なら良かったです!!』
ショッピングをしていると
ぬいぐるみの店を見つけるあや
あや
『可愛い〜綿入れてくれるんだって!!ここ行こ??』
翔
『えっ!?俺も??マジで??それはちょっと……ここで待ってるから行っておいで??』
あや
『わかった!!ごめんね?待ってて?』
周りの客
『翔君だ』
翔
『………』携帯をいじる翔
客
『翔くんですよね??握手して下さい』
翔
『あっ!はい!!』笑顔でこたえる
客
『ありがとうございます!!』
ふと店内のあやの様子を見ると知らない人と店員と仲良く楽しそうに喋っている
翔
『笑!!………』