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(R18) 雑草ノ花 (弐) ─鬼灯の冷徹─

第6章 【パンチヒーロー】前編



決断の日は恐らく近い。

そう遠くない未来、
私はきっと重大な決断を
迫られるのだろう。

幼い頃から自然と培われた
普通ではない、いわゆる
第六感という部分で感じる。

しかし、どれだけ
苦悩しようとも
朝日はまた、登るのだ。

私には生きねばならない
私としての人生がある。

ありていに言えば、
今日はバイトなのです。

「おはようございまーす……」

腫れぼったい目をして
タイムカードを切ると、

そこへ飛んできたのは
加々……もう鬼灯様でいいや、
鬼灯様の低い声だった。
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