• テキストサイズ

淡い恋心

第4章 はじめて【跡部/B】



兄弟でこんな事をしたのは初めてで、歩夢が自分の手に感じている姿にゾクっと欲情してしまう景吾。
刺激を与え続けて徐々に先走りが溢れて来ると、歩夢は今まで見た事もない甘い顔と喘ぎ声を漏らし始める。

『景っ……兄ぃ……ぁあ!』

「歩夢っ……良い顔するじゃねぇか」

ーコンコンー

「景吾坊ちゃま、歩夢坊ちゃま。おはようございます、朝食のご用意が出来ました」

「あぁ」

ノックをして寝室の中に入って来た執事に、平然と対応する景吾。
歩夢の顔を見られない様に自然に隠すも、手はまだ相手の下着の中。
声を殺して必死にバレない様にと、フルフル震えながら刺激に耐え続ける歩夢は、ギュっと景吾の服にしがみ付く。

「朝食はもう少ししてから食うから、暫く部屋に入るな」

「はい、畏まりました。お二人は本当に仲が宜しいですねぇ」

兄弟の仲の良さに微笑ましそうに笑みを浮かべながら出て行く執事。
扉が閉まったのを確認した景吾は、歩夢へと視線を戻して息を詰まらせる。

『はぁ……景兄ぃ……チンチン、変になっちゃう~』

「仕方ねぇな、お前の小さいチンチンは俺様が美味しく喰ってやる」

『やぁあ!……んぅ』

「でけぇ声出すな」

景吾は掛け布団を捲るとバっと歩夢の下着とズボンを下し、先走りでトロトロの歩夢自身を目にして誘惑されてしまう。
小さいくせに硬く主張して居り、いくら景吾でも無視は出来なかった。

熱い口内に全てを喰われてしまった歩夢は、真っ赤な顔で恥ずかしがり悲鳴に似た喘ぎ声を上げる。
いつ誰が廊下を歩いているか分からないので、歩夢の口を片手で押さえると、景吾は根元まで咥えた相手自身を強く吸い上げる。

『ふぁあ!……んぅー!!』

初めて【イク】という感覚を味わう歩夢。
怖がって嫌がる様子を見せるが、涙目で抵抗されても景吾は愛撫を止めなかった。
止められなかったのだ、弟の乱れる姿に興奮している自分がいるから……

/ 271ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp