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淡い恋心

第20章 小さな彼女【一角/N】



『ごめんなさい、いっかく!うそだから、なにもしないから……あまりひどいことしないでッ……』

「さっきから嫌がってばかりじゃねぇかよ……んなにヤりたくねぇのかよ?俺と……」

『いっかく……』

「餓鬼の姿でも悠鬼には変わりねぇんだ、俺が欲情するのは当然だろうがっ……あんま、俺を拒むなよ」

初めて一角に抱かれた時は、羞恥心ばかりで彼の行為に隠したり抵抗ばかりしていた。
でも回数を重ねる毎に隠さなくなり、一角に抱かれる時が一番幸せを感じる。

普段甘い言葉を口にしてくれないけど、その分彼の腕の中でいつも愛を感じるの。
だから最近では彼と一つになる時、私から求める事も少なくない。




一角が拗ねている事に気付いた悠鬼は、彼の額にちゅっとキスを落とす。

『ごめんなさい、いっかく……イヤじゃないの……こわいけど、いっかくがほしいっ……』

「……っ……悠鬼」

いつもの様に一角の首に腕を回し、真っ直ぐ目を見つめながら囁く。
子供の顔に少し色気を含んだ表情は、一角の息を詰まらせる程そそり、目を細めて顔を近付けると甘ったるく深い口付けを交わす。

キスを堪能しながら秘部に自身を宛がい、狭い膣内へとゆっくり挿入する。
何度もしているので普段ならそれ程キツくないが、今の悠鬼のナカは一角が顔を歪ませるくらいギュウギュウに狭い。

「……ク゛ッ……悠鬼……はぁ……もっと緩めろよ……」

『む、むり!……いっ……あぁー!』

悠鬼の処女を奪った時よりも辛く狭い膣内は、まだ一角自身の先しか挿入っていない。
お互いに気持ち善いというより痛みの方が勝り、一角は挿れただけで欲を吐きそうになる。

『んぁあ……いっかくっ……むりしないでぇ……』

「チッ……仕方ねぇか……」

『んぅ……いっか……ふっ……』

口付けをして気を紛らわせても、大人の躰の様に全部を挿れる事は出来ない様なので、自身の半分まで挿れて悠鬼の腰を上下に振る。

『いっかくっ……いっかく!……』

俺を求める悠鬼の姿はどれも可愛くて綺麗で、一瞬も目が離せない。
小さい躰で必死に受け挿れ様としてる悠鬼を、気を失うまで愛し続けた。

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