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淡い恋心

第20章 小さな彼女【一角/N】



良いムードになったかと思うと、一角の発言に腕を突っ張らせて逃げ様とする悠鬼。
いつの間にか抱っこされている格好になっていると、悠鬼の尻辺りにタオル越しで硬いモノが当たっている。

大人の姿でも一角自身を受け入れるのは大変なのに、こんな小さな躰では本当に壊れてしまう。

「まぁ……餓鬼には興味ねぇけど、中身はお前のままだしこんな経験滅多にねぇし、一回ぐらいヤッてみたくねぇか?」

『やりたくありません!……このからだで、いっかくのうけいれるのはこわいもの……』

眉を八の字に曲げて憂いている悠鬼の表情は、一角の下半身を刺激するものでしかない。
本人には言わないし無自覚だが、大人バージョンはとても美しいのだ。

子供の姿でも一角を興奮させるには十分過ぎるので、彼女の両腕を掴んで頭上に片手で上げ小さな唇を塞ぐ。

『ふぁ……やっ……いっか……んぅ……』

幼い顔・膨らみのない胸・色気のない甲高い声等々、幼児体型になんか何の感情も抱かないと思っていた一角だが、子供独特のぷるぷる卵肌と高い声色にメチャクチャ興奮している。

(悠鬼だからだろうけどな……)

啄む様に唇同士を触れさせ、相手が口を開いたところで太い舌を侵入させる。
悠鬼の口内も小さくていつもより動ける範囲が狭く、悠鬼にはまるで一角自身を挿れられている感覚になってしまう。

(止めさせなきゃ!)と舌を押し返すが、そんな事で一角が引く筈もなく、逆に舌先を舐められ絡めて来る。

一角の口付けはいつも頭が真っ白になる程しつこく、悠鬼の力が抜けて顔がとろとろになった頃、卑猥な音を立てて強く吸い上げられる。

『んぁ……やぁあ!』

「……っ……はぁ……キスだけでイッたかよ?」

『だって……なんだか、いつもとちがうんだもの……やっぱりいまはやめましょう?いっかく……』

「こんなに濡らしてキツいだろ?……最後までヤる」

『いや!だいじょうぶだからっ……ぁあ!』

「毛が全然生えてねぇ……処女見てぇに綺麗だッ…」

『そんなにジッとみないでぇ!』

相手の制止の声を無視し、一角は悠鬼の下半身に手を伸ばすと、普段毛が生えている部分を撫で人差し指と薬指で秘部を広げてマジマジ見つめる。

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