• テキストサイズ

淡い恋心

第19章 プロフェッサー×No.3ホスト【愛欲オリ/B】



このフルブルーム学園の創立者であり、学園長でもある浅葱高司に呼び出された薫は、祐斗との行為を「やり過ぎだと」園長自ら注意されてしまったのだ。

祐斗はホスト科No.3で、今まで沢山の顧客を持っていた。
しかし、祐斗は薫に抱かれるまで、一度も男の客を取らず女性客のみ相手して来た。
だが、園長は祐斗なら男の客も取れると思い、免疫を付けさせる為に薫に預けたのだ。

予想していなかった訳じゃないが、祐斗は薫の好みに凄くハマッてしまったらしく、そのお蔭で祐斗は女性客すら相手に出来なくなってしまったのだ。





「薫ー!!…どうしてくれんだよ!何度も俺を指名してくれた人にだって、俺らしくないとか言ってフラれるし!」

「私のせいにするな、隠していただけで貴様はMだったって事だろう?」

園長室から出て来た薫に、全速力で走って来て文句を言って来る祐斗。
怒っている相手にも、薫は毅然とした態度で淡々と答える。

「違う!」

「私にメチャクチャに犯されたいと言ったのは貴様の方だ…安心しろ、祐斗なら特別にこれからも可愛がってやる。」

「…っ…あー!!何で俺あんな事言ったんだぁ!」

「ほら、首を貸せ」

騒がしい相手を黙らせ様と首輪を掴んだ薫は、首輪に付いている金具に銀手錠の片方を掛ける。
そして祐斗の唇に、チュとキスをして不敵な笑みを見せる。
祐斗の顔は徐々に赤く染まり、まるで初めて経験した者の様に初な反応をする。

「か、薫…」

「祐斗、貴様は私の者だ…分かったな?」

「…っ…」

そうして薫に逆らえない日々が続く。
きっと俺は薫に惚れてしまったんだと思う。



Fin.
/ 271ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp