第10章 初詣
乃愛sade
「乃愛、足」
やばい、足が麻痺してきたよ
でも、久々のデートなのに迷惑かけてられない
「全然大丈夫だから!」
「どこが、全然だよ笑 」
「ほら、おんぶしてやるから」
翔くんは、あたしの前でかかんだ
「はーやーくー」
「大丈夫だって!しかも、そんなしてたら、目立っちゃうよ?!」
「今、人いねぇから大丈夫。」
「でも、あたし重いし」
「あ〜もう!」
翔くんは、あたしをいきなりお姫様抱っこしてきた
待って!こっちの方がもっと恥ずかしいし、もっと目立つ!!
「翔くん!分かったから!おんぶがいい!!」
そう言うと、おろしてくれて前にかかんだ
あたしをおんぶしてくれた
やっぱり、どっちも恥ずかしいな////
そう思いながらも翔くんの背中落ち着く
「乃愛、全然重くないよ。逆にもっと食った方がいいよ」
「えぇ〜、それはないよ〜笑」
「いや、まじだから!笑」
翔くんごめん。めっちゃ眠い。。
寝ないから、目閉じます。。