• テキストサイズ

帝王とあたしの関係

第10章 初詣


翔sade


「翔くんは何お参りしたのー?」


決まってんじゃん
この先もずっと乃愛と一緒にいられるようにって

この先乃愛がいない人生なんて考えられない



でも、それは言えなかった







「あ、おみくじしよ〜よ!」
「じゃー、せーので見よっ!」



乃愛ほんと楽しそう笑



俺まで笑みがこぼれてしまう




「せーーーのっ!」


乃愛の合図で見ると、、

中吉だった



まぁ、いい方かな


「やったー!あたし大吉だーー!!翔くんどーだった?」



「中吉〜」

「イェーイ、あたしの方が上〜!♬」

「俺、こんなのあてにしてねぇーもーん!!」

「ほんとは、あたしが大吉とって悔しい癖に〜笑」



そんなの思ってねぇーよ笑笑



「はい、はい。大吉とってよかったね〜乃愛さん笑」

「ムっカ〜」

すごい目で乃愛が睨んできてる笑





引いたおみくじの恋愛のとこ見てみると、

良縁だが、油断は禁物。
事件後には、すでに遅し



なんだよこれ。
なにか、俺に忠告するような書き方




「じゃぁー、そろそろ車に向かうかー」




神社には、ほとんど人はいなかった
イベントがあったおかげでみんなそっちに
行ってるからな






俺は乃愛の手を奪うように、手をとった

乃愛は嬉しそうにして、繋いだ手を激しく振る



「まじ、子どもかっ!笑」

「まだ、子どもだも〜ん笑」

「子どもの割には、ませ過ぎだろ!笑」

「えへへ〜///」


乃愛のほっぺ
ほんとにもう落ちそう笑



「乃愛そんな笑ってると、ほっぺ落ちるぞ」


「おちませーーん!!」



なに今の
まじ、可愛いすぎね?


そう思ってると
だんだん乃愛の歩くペースが落ちてきてるのが分かった


やっぱりさっきの足踏まれたのが痛み出てきたんじゃねぇか?


「乃愛、足」

乃愛は、分からないように、ん?と言っている

隠してもお見通しだから




/ 170ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp