第2章 同居生活の始まり
「名前なんて言うの?」
「乃愛!橋本乃愛です」
「乃愛ちゃん?いきなりだけど何歳?」
「17です」
「まじか⁉︎」
とても、びっくりしてるけど
あたしはそれ以上にびっくりしてるよ?
だって、嵐だよ!?
起きたら、あの櫻井翔がいるんだよ!?
「てか、早く起き過ぎたからもうちょっと寝るわー」
だるそうにそう言って
彼は起きた上体をまた戻して
ずっとあたしを見てる。。
あたしは視線を感じ
なにもできないまま放心状態でいると、
翔くんは、あたしの腕を引っ張ってきた
「わぁっ…‼︎」
思わず、声が出てしまった
そして、起きた状態のように、
また、あたしに抱きつくのだ
何が起こったのかよく分からないまま
「乃愛、俺の腕にちょうど収まるわ」
「えっーと、あのー?」
そして、ね、寝た?!
翔くんの方を顔を向けると、
スヤスヤと寝てるじゃありませんか!!
あたし、この状況どーすればいいの?!