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帝王とあたしの関係

第8章 テスト


乃愛sade




通信制の学校にも地獄という名のテストがあるのか…。



気づけばもう、12月。




やばいな〜
添削課題ほぼ答えみてやってたから
テスト絶対赤点だよ…。



今日学校に行ったら、
担当の先生から12月中旬に1週間テストがあるという。
赤点は、とらないようにね!とのこと。





よし、今日から猛勉強!




家に帰り、テーブルの上に
数学の問題集を開いた





…。





…。





問題の意味が分からないんですけども。






yが何?xを求めよ?





もう、全然分かんないよ〜。
あたし、元々頭そこまで、悪くなかったのに〜




「ただいま〜」

「おかえり!今日早いね!」



早いと言っても、夜の11時を過ぎている
12月は、年末年始の特番でとても忙しいみたい。



「何してんの?勉強?」


「うん、再来週からテストなの〜!今、集中してるから!」

「ふぅ〜ん。集中してる割には落書き多いね」


翔くん鋭い。。



「いや、これはー…」


「じゃ、(2)解いてみて?」


これ、分からんけん、落書きとかしてしまった問題なのにー



あたしは、シャーペンを握ったまま
問題と睨み合いになってる



「乃愛〜?」

「今、考え中なの!」

あたしは、少し怒り気味に言った


そしてら、翔くんは、ため息をついて
「これは、代入だよ?この数字をxに当てはめるの、そしたら、yが出るでしょ?」




あぁ〜!なるほど!!翔くん頭良い!


「分かった!ありがとう!」


翔くんの言った通りにやった



答えが出て、翔くん見せた
ちょっとドヤ顔でね



「乃愛、かけ算もできないの?」


翔くん、超怖いんですけども。
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