第4章 最悪のピンチ
あたしが、起きた時には
翔くんはもういなかった
あ、今日は昼からバイトの面接だ
あんまりゆっくりはできない
あたしは、急いで支度をした
スマホよし!充電よし!あとー、メモするもの?
いるかな?一応、メモ帳も
よし!出発進行!
あたしは、ナビ通りに行った
そしたら、見覚えてのある店についた
「先日電話した橋本です、バイトの面接に来ました」
店員さんは驚いたように
あのときの!と言ったが
あたしはいまいち分からなかった
席に案内されると、
「こないだ、大丈夫だった?」
「……あっー!ここ来たんですよね?」
「全然、覚えてないんだね?笑」
「かすかにぐらいです笑」
「櫻井がまさか引き受けてくれるとはおもわなかったよ」
と、笑いながら話しだした
「乃愛ちゃんだっけ?ここに着いてすぐ、倒れたんだよ?」
「なんとなく、話し聞きました!」
そして、今同居していることを話した
とても驚いた
この人は翔くんの古くからの友人みたいだ
バイトの面接より、こないだの話が
メインになってしまったが、
来週からバイトとして、働くことになった