第18章 それぞれの道
翔sade
仕事が終わり、マネージャーが送ってくれてる
信号が赤になり、車が止まった
「あっ。。」
「どうした?」
「え?!えっとーー、乃愛さんが。。」
視線を外に向けると
乃愛が1人でマンションの中に
入っていった
ここで暮らしてんのか
男できたんだな。多分
信号は、青になり車は進んだ
すると、コンビニの外出てニノが
タバコを吸ってた
こんな、偶然あるのか。。?
乃愛とニノ。。
「ごめん、そこのコンビニ寄ってもらっていい?」
急遽、コンビニ寄った
「あ、翔さん」
「よぉ〜。」
変な空気が流れた
「コンビニになんか買いに来たの?」
「えっあっいやーー、ニノさ、乃愛の事なんか知ってる?」
ニノは、吸ってたタバコを口から離した
「さっき、会ったよ。乃愛、男に暴力受けてる」
「なんだよそれ!?もしかして、あのマンションのとこか?!」
「見たんだ?今マンションに男いないみたいだから、荷物持ってきてる」
荷物。。?
もしかして、ニノんちに住むってことか?
「乃愛は大丈夫なのか??」
「結構やられてるみたい。」
「しばらくの間、乃愛を俺のとこで面倒見ようと思ってる」
俺は一瞬声を出せなかった
「そうなんだ。。そうかそうか。。。じゃ、俺もう行くわ」
あいつともう1回喋りたい
マンションの下で乃愛を待つことにした