第19章 再会。
乃愛sade
「大丈夫か?な訳ねぇよな」
「…」
翔くんだけにはこんな姿見られたくなかった
だけど、心のどこかで翔くんに期待してたのは本当だ
「しばらくの間、ニノといるってな」
翔くんもう聞いたんだ。。
「さっき、たまたま会ったの。。それで、この事話したら、ニノのとこいていいってなって…」
翔くんは、今どう思っているのだろう
分からないよ…
「ニノ待ってんだろ?俺もこれから用事あるから。じゃあな」
翔くんが、歩き始めたの同時にあたしは
翔くんを引き止めた
「なにも思わないの?ニノと一緒にいるって聞いて」
「思わない…」
「さっきの言葉は?乃愛の事まだ大切に思ってるって言ったのは?!」
「あたしだって、ずっと翔くんの事思ってたんだよ?」
気づけばあたしは、翔くんに、後ろから抱きしめてた
「今何してるかな?仕事終わったかな?ちゃんとご飯食べてるかな?ずっと翔くんの事で頭いっぱいだったんだよ?」
「乃愛…」
翔くんは、あたしの方に向きを変えた
「乃愛、ずりぃよ…。こんな事された俺、引くに引けねぇじゃん」
「本当の事を言っただけだもん笑」
「そっか笑 俺だって、ずっと乃愛の事考えてた」
お互いに微笑みあった
「本当にニノのとこに住むのか?」
「ちょっとの間だけね。あたしだってもう子どもじゃないし、ちゃんと住むところ見つけたら自立するよ」
「そっかー。ニノかー。。少し不安だなー」
「何がー?」
「乃愛おまえ気づいてないの!?」
「だから、何を?!」
翔くんは、呆れたように もういいと
言った
その後、翔くんとまた連絡先を交換し
あたしは、ニノの所に行った