第2章 同居生活の始まり
マンションに着き、
買ってくれたものを整理した
洗面所に今日買ってくれた歯ブラシを
置いた
それを、見てあたしは笑みがこぼれた
後ろから翔くんがあたしに
抱きついてきた
いつも翔くんは、いきなりだ
「しょ、翔くん…?」
「ん?」
なんで、そんな余裕なのーー⁉︎
「ど、どうしたの?」
「歯ブラシみて、笑ってる乃愛が可愛かったから、つい」
あたし絶対今顔赤いよ
こんな見せられないよ〜。
すると、翔くんは、あたしの肩から覗き込んで
「乃愛ってほんと分かりやすいね」
「だって〜、翔くんが。。」
「俺が?」
また、ニヤッとしてくる
「あたし、風呂入ってくる!!見ないでよ!」
「はいはーい」
必死に話をそらした
あんなされたら、好きになるに決まってるじゃん
ずるいよ、翔くん
あなたは、国民的アイドルグループの嵐なんだよ?
落ち着くまで、ここにいるだけ!
バイトして、お金貯めたら出て行かなくちゃいけないんだ