第16章 将来
朝起きると、隣に翔くんも寝ていて
多分昨日そのまま寝てしまったんだろうなー。
起こさないようにそっと起き上がって
準備をした
制服のスカートの丈はいつもより長め
髪の毛は後ろにひとつ結び
全く別人だな〜。。
朝ごはんを食べて、歯磨きをし終わった頃
翔くんも起きてきた
「昨日は、よく眠れた?笑」
「あの後、すぐ寝れたよ!!」
「俺はなかなか寝れなかったけどな笑」
「なんでー?」
「なんでーって笑笑 教えねぇ笑笑」
「それより、緊張しないようにな?」
「緊張するよ〜!大丈夫かなぁ」
「この前みたいだったらいけるだろ!」
「ありがとー!じゃ、あたし今から行ってくるね!」
「がんばれよー」
バスに乗って試験会場に向かった
試験会場っていうのも、まぁ病院なんだけど。
着いたら、昨日のイケメンの人がいた
今日は、名札をつけていた
近藤?って書いてある
まって、お偉い人も近藤って書いてあるってことはー
息子!?
そーゆうことかー
「橋本さん、おはよ。今日は頑張ってね」
「あ、ありがとうございます。」
なんなんだろう。
毎回あたしに絡んできてる?
面接は約15分で
お偉い近藤さん?がしてくれた
面接自体は自分的にはなかなかできた方だと思う!
試験は終わり、帰ろうと病院から出た時
あたしを待っていたかのように
息子の方の近藤さんがいた
「お疲れ様‼︎どうだったー?」
「んー、自信はあんまりないです笑」
こーゆう時ってなんて、どう喋ればいいんだ?
「そっかー。でも、大丈夫だよ。俺が言っといたから笑」
「えっ?どーゆうことですか?」
「じゃ、また」
逃げられた??
あの人はなんなんだ
自信満々な感じもなんかムカつくなぁ