第3章 〜運命の出会い〜
その後の日も育ての親さんの目を盗んで私はハリーと会っていた。そして、今日もハリーに会いに行って帰って来た時。
~#NAME1#宅~
「「いただきます」」
『…いただきます』
#NAME1#父「母さん、今日もご飯が美味しいよ」
#NAME1#母「あらもう!あなたったら」
私の家ではこの会話はいつものこと。
それよりも、ここ数日で、なんか、ハリーの事で胸がいっぱいで…
特にあの笑顔がなぁ…
『…ボーッ、ハッ!もぐもぐ…』
#NAME1#父「??」もぐもぐ
#NAME1#母「青春ねぇ…」
お母様はどこかしみじみしたような感じでそう呟いた。
『どうかしましたか?お母様。』
#NAME1#母「#NAME1#?好きな子でも出来たの?」
#NAME1#父「」ガタッ
?!?!
『え、えぇええ?!べ、別にっそんなんじゃ無いですっ!』
#NAME1#父「ツンデレいただきました」
#NAME1#母「あなた。お黙り」
#NAME1#父「」もぐもぐ
…父よ。どこからカメラを。
#NAME1#母「で?どんな子が好きなの?」
お母様のこの様子を見て、苦笑をどうしても隠せなかった。
『えっと…優しくて、可愛くて、でもかっこよくて…思いやりもあって!一緒にいて、安心できるって言うか…あの人なら信用出来るの。あの人と一緒にいたら、なんでも出来る気がする…って、何言わせるんですかぁ…』
#NAME1#母「デレいただきました」
『お、お母様?!』
#NAME1#父「本当にこの子は10歳なのだろうか…」
#NAME1#母「まぁ、大体は検討が付くわね。誰が好きなのか」
#NAME1#父「えっ?!母さん凄い!」
#NAME1#母「いや、今までの行動から言って分からない方が凄いわ」
お母様のこういうところが怖い…
#NAME1#父「で、誰が好きなんだい?」
『え、えと…ハリー…ポッター…』
#NAME1#父・母「「」」ガタッ
『え…?』
#NAME1#母「頑張りなさい!敵は多いわよ!!」
#NAME1#父「お父様悲しい…」
お、お父様…?!
『お父様!死んじゃ嫌っ!』
#NAME1#父「あっ鼻血が…」
母「ダメだもう。親バカだ。」