第17章 〜君と出会えてよかった…だから…〜
〜ハリーside〜
気付くと僕はベッドで目が覚めた
するとタイミングよくダンブルドア校長が医務室に入ってきた
ダン「おお、目が覚めたかの」
ハ「…#NAME1#は?!」
ダン「心配せんでも大丈夫じゃよ。ほれ」
先生の目線の先を辿ると、隣のベッドで寝ている#NAME1#を見つけた
ハ「よかった…?髪の色が…!」
ダン「きっと、元の色に戻ったんじゃな」
#NAME1#の髪の色は薄い水色に変わっており、頭のてっぺんから毛先にかけて薄くなって、グラデーションがかかっていた
元の髪って、綺麗な色していたんだな…
ハ「でも無事でよかった…あ!ロンとハーマイオニーは?!」
ダン「二人とも無事じゃよ」
ハ「石はどうなったのですか?!」
ダン「慌てるでない。ニコラスとわしで話あって石は砕いてしもうた」
ハ「それではニコラスは死んでしまうのですか?」
ダン「命の水は多少の蓄えはある、そのあとは死ぬことになろう」
ハ「僕はどうやって石を…鏡を見てたら急に手の中に…」
ダン「それはな、石を見つけてもその石を使おうとしない者のみがこの石を手にできるのだ」
ハ「石がなければヴォルデモートは復活できないのですね?」
ダン「残念じゃが戻る方法がまだある。どうしてクィレルが君に手を出せなかったか分かるかね?お母さんのお陰じゃ。命と引き換えに君を守ってくれた。それで君に印を残した。眼に見えない印だ。君の肌にそれが残っている」
ハ「どんな印なの?」
ダン「…愛じゃよハリー、愛じゃ。君のお父さんとお母さんがずっと愛してくれている。それに君の側では#NAME1#が愛してくれてるではないか」
ハ「!!…そうですね。僕も#NAME1#と同じくらい、彼女を愛しています…」
そしてその後ダンブルドア校長は百味ビーンズを食べて医務室から出て行った
僕はベッドから降りて、まだぐっすりと眠っている#NAME1#のベッドの側へ行った
ハ「#NAME1#、あのね。僕、本当に君に出会えてよかった…だから…これからは僕が君を守るよ。約束する」
マルフォイの消毒という言い訳を自分の言い聞かせて、まだゆっくり眠っている#NAME1#にキスを落とし、また僕は自分のベッドへと戻って眠りに入った…
その時、少しだけ#NAME1#が微笑んでるように見えた