第17章 〜君と出会えてよかった…だから…〜
ヴォ「さあ、その石をよこせ!」
ハ「もし、嫌だと言ったら?」
ヴォ「その時は…」
ガシッ!
『きゃあ!』
ヴォ「こいつを頂くとしよう!」
ハ「#NAME1#っ!」
また私は足手まといになるの…?
そんなの嫌よ…!!
『__て…』
ヴォ「なんだ、聞こえないぞ?」
『離してって言ってるの…!!』
その瞬間、私の体から水色の光が発しられた
ヴォ・クィ「ぐあっ!!」
クィレルが怯んだおかげで私は床に落ちた
『貴方なんかに石を渡すもんですか… 』
そしてゆっくりと立ち上がり、クィレルの側まで近付いた
『貴方なんかに石を渡してどうする…石を渡さなかったらお前が私の両親を殺したみたいに私を殺して食らうんだろ!!!!』
パリィイン!!
鏡は割れ、床や壁は崩れ、私の体をまとっている光は私の感情とともに強くなった
『殺してやる…お前を、今、ここで!』
ハ「#NAME1#!!」
クィ「ひ、ひぃっ!」
クィレルはとてつもない#NAME1#の魔力に怖気付いてハリーの所に行き、人質にとった
クィ「く、来るな!こいつがどうなってもいいのか!」
そして私はクィレルの右腕に向けて手を差し出し水色の光を発した
そしてその瞬間、クィレルの右腕は吹き飛んだ
クィ「ぎゃあ!この…小娘が!」
クィレルは怒り出し、もう片方の腕でハリーを捕まえ首をしめる。その時、ハリーの首を締めていた手が焼けてくる
クィ・ヴォ「この魔法を何処で…!」
そしてクィレル…ヴォルデモートの身体はひび割れて崩れていったが、ヴォルデモートの魂はハリーのお腹を通ってどこかへ行った
ハ「ああああ!」
そしてハリーの叫び声に我に返った私は倒れたハリーに駆けつけようとするが体力が無くなったのか、その場で倒れてしまった…
『ハリー、!っ!』