第13章 〜こんな私を〜
コンコン
『#NAME1#です…』
ダン「おぉ。#NAME1#か…こんな時間に出歩くなんて、感心せんのぉ?」
『はい…すみません。でも、いくつか先生に聞きそびれた事と聴きたい事がありまして…』
ダン「まぁ、無理もない。あんな事を聞かされた後なのだからな」
そう。私が皆が寝静まったこの時間にわざわざダンブルドア先生の元にもう一度来たのは他でもない。大切な事を聞きに来たからだ
ダン「かけなさい?ゆっくりでいいから話しなさいな」
『はい。ありがとうございます…それで、いきなりで失礼かと思うのですが…私の本当のファミリーネームを聞いていなかったなと思いまして…』
ダン「ほう!大事な事を言い忘れとった!すまんのぉ!#NAME1#、お前さんの苗字はな…"アクアマリン"じゃ」
『アクア…マリン…あれ?確かアクアマリンって宝石にもありますよね?』
ダン「そうじゃ、石にも意味があってな。アクアマリンは別名『天使の石』と呼ばれ、美しい若さと幸せな喜びを象徴するとされているんじゃ。まぁ、他にもたくさん意味があるから後で調べるといいのぉ」
『…素敵です。私、初めて人魚の家系を誇りに思えました。…先生、私はどうしてこの冬、ミリア家に帰って来るなと言われたのでしょうか。私は要らなかったのでは…』
マイナス思考で考えてはいけないと分かってはいるけど、どうしてもそう考えてしまう。そうすると、涙も溢れてきそうで…
ダン「いいか?#NAME1#、おぬしはたくさんもの人に愛されておる。ベンソンとフェアリーもその一人じゃ。だから、自分が要らないなどと思ってはいかんぞ?わしも#NAME1#が大好きじゃ」
『ぜ、ぜんぜい…ぐずっありがどゔございまず…!っ…私、私、先生を自分のおじいちゃんと思って良いでしょうか…私にはおじいちゃんと呼べる人がいないけど、先生だったら素敵なおじいちゃんだなぁとか思ってしまって…うぅ…』
ダン「なんと!わしとしても嬉しい限りじゃぞい!」
『ありがとう…おじいちゃん!』
ダン「何かあったら、なんでもいいなさい?」
この後、私とおじいちゃん(ダンブルドア先生)はお茶会をしたりしました
相談とかも聞いていただきました
私は今、とっても幸せです