第10章 〜みぞの鏡〜
ある日の夜
ハ「じゃあ僕は図書室行ってくるよ」
ロ「何言ってるんだいこんな時間から!見つかったら大変だぞ?!」
『はぁ…ロン、忘れたの?ハーマイオニーから頼まれてたでしょ?』
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ハマ「ハリー、またニコラス・フラメスについて調べに行くんですって」
ロ「え!またかい?!もう100回も調べたじゃないか!」
ハマ「何言ってるの?…閲覧禁止の棚はまだじゃない」
『ふふ、そうね。ハーマイオニー、準備しに行こ?』
ハ「ええ」
ロ「…あいつ僕等のせいでワルになったな」
ハ「」コクコク
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ロ「でもどうやって行くんだい?」
ハ「今こそこれを使うんだよ」
そう言ってハリーは透明マントを取り出した
『ねぇハリー。私も行っていいかな?』
ハ「え?どうやって行くの?」
『どうって…マントに二人で入ればいいじゃない?』
ハ「え?!」
ロ「ちょっとハリー来いよ!」
ハ「え、何?!」
『?』
ロ「二人っきりになるチャンスじゃないか!」
ハ「え!でも恥ずか
ロ「それでも男かよ!女々しいな」
…くそ!行ってやるよ!
#NAME1#、行こう」
『あ、うん』
ロ(ハーマイオニー…僕は使命を果たしたよ…)
~ハリーside~
僕はもう今本当に死にそうなくらいの状況にいる。なぜならこの世のものとは思えないほど可愛い僕のガールフレンドがいるのだから
…近い近い
ハ「#NAME1#、狭くない?」
『だ、大丈夫…』
顔真っ赤で凄く可愛い
『本当にここら辺で大丈夫かな?』
ハ「あるとは…限らないね…」
『ニコラス・フラメル…どこだろ』
ハ「ここら辺を探してみよう」
そして僕が本を適当に開いた瞬間…
本「がぁぁうがぁぁ!」
ハ「え!ちょ!」
『ハリー!?本さん静かにして!私達バレたら大変なの!静かにしてくれるかしら?!』
パタン
すると普通に静かに元に戻った
『ハリー早く戻して!』
フィ「誰だ!」
僕は#NAME1#の手を取ったまでは良かったけど、焦って透明マントをつかんだのが間違いだった。
ガシャン
『あっ』
ハ「来て!」
フィ「居るのはわかっている!」
ハ「早く入って!」
『う、うん!』
僕たちは急いで透明マントを被った